まちづくり実践者交流会
~「まちづくり実践者交流会」を開催し、遊休不動産の活用等により県内各地でまちづくりに取り組んでいる人々のネットワーク化を進めるとともに、新たな人材の発掘を図っています~
令和5年度 まちづくり実践者交流会
森町において、参加者それぞれの「まち」が抱える課題の解決に向け、まちづくり法人が遊休不動産を再生・整備した施設の視察や周辺の「まちあるき」、意見・情報交換などを行いました。
〇概 要
日時 |
令和5年9月14日(木曜)午後1時から4時まで |
---|---|
会場 |
「pieces」(周智郡森町森305) *一般社団法人モリマチリノベーションが運営するシェアキッチンやゲストハウス等の複合施設 |
内容 |
・参加者によるプロフィールや活動内容等の発表 ・森町(定住推進課)の取組紹介 ・一般社団法人モリマチリノベーションの取組紹介 ・リノベーション施設の見学・会場周辺の「まちあるき」 ・意見交換会 |
〇参加者:17人(9団体)
会社名(団体名) |
氏 名 |
---|---|
一般社団法人 モリマチリノベーション |
小倉 崇代 |
一般社団法人 モリマチリノベーション |
岩瀬 進哉 |
株式会社 machimori |
結城 直紀 |
株式会社 machimori |
久保田 悠月 |
有限会社 日の出企画 |
山田 知弘 |
特定非営利活動法人 NPOサプライズ |
飯倉 清太 |
株式会社 ミモザ |
菱谷 真美子 |
株式会社 Thinx |
大端 将 |
株式会社 浜松家守舎キュウ |
柳本 茉希 |
株式会社 浜松家守舎キュウ |
遠藤 和人 |
一般社団法人 草薙カルテッド |
山本 洋平 |
一般社団法人 草薙カルテッド |
小林 祐介 |
一般社団法人 草薙カルテッド |
西 美有紀 |
合同会社 so-an |
荒武優希 |
合同会社 so-an |
荒武 悠衣 |
合同会社 so-an |
新井 翔 |
森町役場 定住推進課 |
榊原 希美 |
*敬称略
〇主な意見等
・森町は古いまちで昔から受け継がれてきたものがあり、リノベーションをすることで、それが次の時代につながっていく。
・自分たちの活動をなるべく多くの人に知ってもらうためには、施設のオープニングの際などに、自治体や商工関係団体に情報提供することが有効。
・地元と関係性を築くことは難しいが重要であり、一人一人を訪ね、お願いをするなど懐に入るのも一案。
・採算を意識してまちづくりを進めないと、持続可能にはならない。
・リノベーション施設に人を集めるためにはデザイン性が重要で、クオリティーを上げることで、家賃が高額になっても入居者等は確保できる。
・自分でリノベーションに携われなくても、空き家の相談を他につなげられるような情報や人脈を持ちたい。
〇参加者の感想等(終了後)
・県内各地でまちづくりを実践している人々とのつながりができただけでなく、様々な気付きもあり、やる気がもらえる刺激的で充実した機会になった。
・地域との連携や学生との交流、事業の収益化などの実例を知ることができたので、今後、実践していきたい。
・実践者の一人として、これから何を大切にし、どのように立ち居振る舞い、どのような人とつながっていくべきか、改めて、自分の根幹に立ち返ることができた。
・リノベーションに要する費用や時間、手間などを具体的に聞くことができ、イメージを抱くことができた。
・まちづくり=人づくりだと思っているので、次世代人材の育成に取り組んでいきたい。
・今回のメンバーに加え、県や市町なども交えて、まちづくり戦略を考えていく場があるとうれしい。
・実践者になれるような新しいプレイヤーを育てるために、まちづくりの実践的な勉強や交流の機会を、県に設けてほしい。
・住民や来街者が主体的にまちづくりに関わり、体制の更新が繰り返される中、利益も循環し、若者が住み続けたいと感じる活気のある「まち」を創りたい。
令和4年度 まちづくり実践者交流会
焼津市役所において、それぞれの実例を交えながらまちづくりの課題について意見交換をしたほか、リノベーションによりカフェ&コミュニティスペースを整備した施設周辺の「まちあるき」を行いました。
〇概 要
日時 |
令和4年9月13日(火曜)午後1時30分から4時30分まで |
---|---|
会場 |
焼津市役所 |
内容 |
・焼津市(経済部商工会)の取組紹介 ・焼津市地域おこし協力隊の取組紹介 ・株式会社ナインの取組紹介 ・参加者によるプロフィールや活動内容等の発表 ・意見交換会 ・リノベーション施設の見学・会場周辺の「まちあるき」 |
〇参加者:14人(7団体)
会社名(団体名) |
氏 名 |
---|---|
株式会社 ナイン |
渋谷 太郎 |
株式会社 machimori |
市来 広一郎 |
株式会社 89hachiku |
勝野 美葉子 |
株式会社 清水家守舎 |
森 正芳 |
合同会社 so-an |
荒武 優希 |
合同会社 so-an |
荒武 悠衣 |
一般社団法人 ふじえだやもり |
木村 真輔 |
一般社団法人 ふじえだやもり |
北川 剛大 |
一般社団法人 ふじえだやもり |
杉本 直人 |
一般社団法人 ふじえだやもり |
岸 健登 |
一般社団法人 モリマチリノベーション |
小倉 崇代 |
一般社団法人 モリマチリノベーション |
岩瀬 進哉 |
森町 地域おこし協力隊 |
横山 春人 |
森町役場 定住推進課 |
榊原 希美 |
*敬称略
〇主な意見等
・まちづくりには人づくり、コミュニティづくりが重要。
・まちへの思いを具現化するためには、ワークショップの展開が有効。
・リノベーション施設に人が集まるようになり、まちの見える化が進んだ。
・10年程度の長期構想で、来訪者が楽しめる場所(施設)を創っていきたい。
・空き物件の利活用は、大家さんとつながり、関係性を築くことが大切。
・まちに溶け込んでいくためには、小さな物件を借りて、リノベーションの実績を積み上げていくことが大事。
・自分が住むまちを好きになる、そんなまちを創っていきたい。
〇参加者の感想等(終了後)
・県内各地でまちづくりを実践している人々が一堂に会する機会であったので、近隣地域だけでなく、県内の各地域の活動状況を知る機会となった。
・まちづくりを始めたばかりだったので、まちづくりのフロントランナーの方々とつながる機会となり、有意義な時間となった。
・参加者各々が実践者であるため、意見交換が理想論でなく建設的な話で、客観的な意見を直接もらうことができた。
・地域の特性が異なるので、同様の取組ができるとは限らないが、不動産へのアプローチ、低コストでのリノベーション、事業規模の拡大方法など、まちづくりに関して共通することについて、活用できる話が聞け参考になった。
・まちづくりには、官と民が一体となることが重要だと思うので、県や市町の職員など一緒に取り組み、線引きは不要。
・引き続き、まちづくりに取り組む人々やノウハウをつなぐ交流会を開催し、サポートをしていただきたい。
・地域の経済的な充実と気持ち的な充実が継続するよう、新しい商売や産業、地域課題に取り組む人材等が生み出される「まち」を目指していきたい。
このページに関するお問い合わせ
経済産業部商工業局地域産業課商業まちづくり班
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2521
ファクス番号:054-221-5002
mati@pref.shizuoka.lg.jp