静岡リノベーションまちづくりBootCamp@熱海(令和2年2月)
静岡リノベーションまちづくりBootCampについて
静岡リノベーションまちづくりBootCampは、リノベーションまちづくりの手法を用いて地域の活性化に取組む民間まちづくりグループが、自立自走できる事業計画を生み出すことを目的に、令和2年2月15日(土曜日)、16日(日曜日)の2日間にわたって開催しました。
(本事業は株式会社machimoriへの業務委託により実施しています。)
- 開催日:令和2年2月15日(土曜日)、16日(日曜日)
- 開催場所:熱海市銀座町コワーキングスペースnaedoco
- メンター
- 株式会社machimori市来氏
- 株式会社旧三福不動産山居氏
- 吉原マネジメントオフィス株式会社鈴木氏
第1回目の開催となる今回は、3つのまちづくりグループが参加し、事業のブラッシュアップに取組みました。
- 混流温泉株式会社 熱海市
- 合同会社湊庵(so-an) 東伊豆町
- チームおやま 小山町
プログラム
今回のBootCampでは、2日間に渡って以下のプラグラムにより、参加グループの事業計画を、徹底的に議論しました。
1 事業プレゼンテーション
各参加グループが、メンター(講師)と他の参加グループに向けて、自分たちの事業計画をプレゼンテーションします。
ここでの事業計画は、単なる事業概要や実施時期に留まらず、想定される客層やターゲットを基に、収入額、イニシャルコスト等、詳細な計画の企画、またそのために解決すべき課題・障壁についての提案です。
2 フィードバック
メンター及び他の参加グループからのプレゼンテーションの内容について不明確な点や、実現が難しいと思われる点について、質問と提言を行います。
特に、事業を持続可能なものにしていくためには、目を逸らすことのできない収支の部分についての提言が多く見られました。
グループの資金調達方法などディープな部分まで細かく議論をできることが、このBootCampの特徴です。
3 レクチャー
メンターからは、自身のこれまでの事業についてもお話しいただきました。
「この事業は正直失敗だった。」、「〇〇年当時の私は□□しておくべきだった。」といった、貴重な失敗談についても説明いただき、参加グループの次の事業計画のブラッシュアップに活かしました。
4 ワークタイム
メンターからのフィードバックとレクチャーを経て、事業計画の練り直しです。
取組む課題やアプローチの視点は適切であったか。周辺環境などの相場観に適した計画であったか。メンターからの質問や提言を一つ一つ解決していくように計画を掘り下げていきます。
議論が止まってしまった時には、メンターの助言により、事業化のヒントをいただきました。
5 ブラッシュアップした事業のプレゼンテーション→フィードバック
再び事業計画のプレゼンテーションを行い、それに対するフィードバック、メンターからのレクチャーを繰り返します。
最終プレゼンテーションは、「当初の計画と比べて見違える内容になった」と、参加者全員が相互に感じるものとなりました。
BootCampの最後には、参加グループ一人一人が2日間を振り返って、今後の意気込みを語るとともに、この事業のゴールである「あとは地元に戻って行動に移すだけ」の事業計画を完成させました。
プレゼンテーション会を3月に開催しました!
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