ふじのくに森林・林業イノベーションフォーラム　フォーラムの概要

森林・林業イノベーションとは

• 先人が大切に守り育ててきた県内の森林は、現在その多くが利用期を迎えています。県では、この森林資源の循環利用による林業の成長産業化に向け、利用間伐に加え低コスト主伐・再造林の促進等に取り組んでいます。
• この取組をさらに進めるには、「森林の所有者や境界の確定作業の効率化」「厳しい地形条件化における作業の安全確保と生産性向上」といった林業特有の課題を解決する必要があります。
• 近年、ICTやロボット技術、AI等の先端技術の導入により社会や経済が変わりつつあります。林業においても、ICTやドローンを始めとする先端技術の導入により作業の効率化・省力化・安全確保等を図る「森林・林業イノベーション」を推進し、課題の解決とともに収益性の向上、若者が魅力を感じる林業の実現を目指します。

フォーラム設立趣旨

産学官の多様な主体が参画し、各主体の対等な関係性と自己責任のもとに協働して、先端技術に関する情報と現場のニーズを共有し、森林・林業の現場における先端技術の普及と現場実装に取り組むことを目的に「ふじのくに林業イノベーションフォーラム」（※）を設立しました。

（※）令和4年10月に「ふじのくに森林・林業イノベーションフォーラム」に名称が変わりました。

フォーラムの構成

フォーラムの活動

（1）先端技術情報と現場ニーズの共有

展示会の開催、ウェブサイト、SNS等による会員企業の技術情報や取組等の発信

（2）先端技術の普及と現場実装

会員相互の相談・実証の場の設定

フォーラム参加者

参加者内訳（令和5年2月末現在）

区分	参加数
林業経営体	25社
先端技術企業	22社
行政機関	7者
大学・研究機関	1者
その他	7者
計	62者