令和7年度未来への森づくりタウンミーティング等の開催状況
令和7年度末で森の力再生事業第2期計画(H28~R7)の事業期間及び森林(もり)づくり県民税の課税期間が終了することから、県民の皆様に事業の成果や進捗、荒廃森林の状況等をお伝えするとともに、事業の今後について御意見を伺いました。
1 開催概要
期間
令和7年5月13日(火曜)~7月3日(木曜)
会場
県内34会場(21市町)
※うち2会場はオンライン形式、4会場は県内高校・大学で実施
実施主体
森林計画課、税務課、各農林事務所、各財務事務所の共催
参加人数
計1,020人
実施内容
〇説明事項
・森の力再生事業の成果
・森林(もり)づくり県民税と森林環境譲与税
・森林の現況調査の結果
〇意見交換
・森の力再生事業の評価
・新たに確認された荒廃森林の対応
〇アンケート調査(873人回答、回収率85.6%)
2 会場意見の概要
現事業の評価
所有者自身では整備ができずに荒廃した森林が本事業によって整備され、効果を実感している、所有者からも喜ばれているなどの意見を多数いただきました。
一方で、事業を知らない方も多いため広報にもっと注力すべき、森林環境譲与税との違いを分かりやすく説明すべきといった意見も多数いただきました。
(以下、発言抜粋)
・荒廃森林が整備され、下草が回復するなどの事業効果を実感している。
・事業の実施により、森林の所有者や境界が明確になった。
・事業成果や森林環境譲与税との違いを分かりやすく広報すべき。
新たに確認された荒廃森林の対応
全ての会場において、荒廃森林が依然として確認されていることから、事業継続を望む意見や、継続した場合の事業内容に対する要望を多数いただきました。
一部の会場において、森林環境税の徴収が開始されたことなどの理由から、事業の継続に対して反対の意見も挙がりました。
(以下、発言抜粋)
・林業が成立しない森林を、所有者自らが整備することは難しい。
・未整備の人工林や竹林があるので、事業を継続してほしい。
・森林の荒廃が進むと、河川の災害につながらないか心配。
3 会場アンケートの結果
設問 | 回答 |
---|---|
森林の荒廃についての意識 |
「問題だと思う」・・・91.8% 「どちらかというと問題だと思う」・・・6.9% 「問題とは思わない」「その他」・・・1.3% |
現事業の評価 |
「大いに評価できる」「評価できる」・・・90.6% 「どちらともいえない」・・・5.2% 「あまり評価できない」「評価できない」「その他」・・・4.2% |
税負担への理解度 |
「理解できる」・・・81.1% 「理解できるが、負担感はある」・・・14.6% 「負担を求めるべきではない」「その他」・・・4.3% |
事業の継続 |
「引き続き県が取り組むべき」・・・86.6% 「森林所有者が取り組むべき」・・・6.8% 「取り組む必要はない」「その他」・・・6.6% |
4 開催結果報告
各会場の代表的な意見など、詳細についてはこちらをご覧ください。
5 その他の意見聴取について
市町長、経済団体訪問
県内の市町長(35市町)および経済団体(68団体)から、現事業の評価や、新たに確認された荒廃森林の対応について、意見を伺いました。
県民郵送アンケート調査
結果とりまとめ中
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このページに関するお問い合わせ
経済産業部森林・林業局森林計画課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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