農業農村整備事業の効果・事後評価
効果
事例1
基幹的農業水利施設の機能確保で安定した農業用水を供給!
森町の太田川上流地区は二級河川太田川上流部に広がる県内有数の穀倉地帯ですが、昭和39年から昭和47年にかけて築造した頭首工や幹線用水路などの機能が低下し、破損や漏水等により安定した用水の確保が困難になっていました。
このため、基幹水利施設補修事業(現ストックマネジメント事業)により頭首工、幹線用水路の補修を実施し、444haの水田へ安定的に用水を供給しています。
頭首工
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幹線用水路工
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ストックマネジメント事業とは、定期的な機能診断により適切な保全対策を実施し、継続的・効率的・合理的に施設を管理する手法や技術体系のことです。
事例2
ほ場整備事業により農業生産性向上・農業経営安定化!
御前崎市(旧浜岡町)の浜岡地区は、朝比奈川と新野川沿いの水田地帯で、古くから稲作を中心とした営農が行われていましたが、「県営ほ場整備事業」を契機に、農業機械の大型化や農地の利用集積が促進され、イチゴやレタス、めきゃべつなどの畑作物が導入されるなど、農業生産性の向上と農業経営の安定化が図られました。
事例3
湛水防除事業の実施で湛水被害が激減!
平成16年11月11日から12日にかけて静岡県西部を中心に激しい雨に見舞われ、菊川市牧の原では、時間雨量110mmが記録されました。田の冠水被害は50ha、畑の冠水被害は74.58haに及びました。しかし、平成15年に完成した菊川市下内田排水機場は、800mmポンプ2台を6.5時間運転し、33haの受益地に湛水被害はありませんでした。
事例4
快適で魅力的な農山村空間の整備推進!
快適で住みやすい集落環境の整備を推進するとともに、都市と農山村の共生と対流による農山村の活性化を図るため、集落道、農村公園、田園空間等の整備を推進しています。
事例5
農道整備事業により農産物流通の効率化・地域活性化を推進!
広域営農団地農道整備事業「中遠地区」では、周知郡森町から袋井市(旧浅羽町)間を南北に縦貫するL=18.5kmの農道を整備しました。農道の開設によって、地域特産品の米、メロン、茶などの生産団地と東名袋井インターが直結され、農産物流通の効率化が図られました。また、広域農道沿いには、地域食材供給施設「どんどこあさば」が開店するなど多くの利用者に地場産品を供給し地域農業の活性化にも貢献しています。
事後評価
農山漁村活性化プロジェクト支援交付金
県又は市町が創意工夫を活かし、地域住民の合意形成を基礎として作成する「活性化計画」を策定し、それに基づいて各種事業を実施します。計画期間終了後において、計画主体は計画に定められた目標の達成状況について評価を行い、評価内容の妥当性について学識経験者等第三者の意見を聴いた上で公表することになっています。
各年度の事後評価地区は、次のとおりです。
このページに関するお問い合わせ
経済産業部農地局農地計画課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-2723
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