東部農林事務所 豊かで高品質な農畜産物の生産
多種多様な野菜の生産
静岡県東部地域では施設栽培や露地栽培により様々な野菜が生産されています。主な作目としては、田方平野(たがたへいや)のイチゴとトマト、伊豆市・北駿(ほくすん)地域のワサビ、伊豆の国市のミニトマト、箱根西麓(はこねせいろく)の露地野菜などです。
田方平野のイチゴ栽培は、昭和30年代初頭から始まり、現在では東部地域の主要な農作物になっています。
栽培方法も、従来の土耕栽培に代わって省力化が可能となる高設栽培方式の導入が進められています。
特色ある果樹の生産
静岡県東部地域では、みかんや柿等の生産が盛んに行われています。みかんは沼津市西浦地区を中心に寿太郎温州(じゅたろううんしゅう)や青島温州、柿は長泉町で四ツ溝柿(よつみぞがき)が栽培されており、いずれも地域の特産物として高い評価を得ています。
ブランド化が進む農産物
御殿場市・小山町の北駿地域では「お米日本一コンテストinしずおか」で県知事賞を10回受賞したコシヒカリ、函南町丹那(たんな)地域では地元産の牛乳を原料とする乳製品、沼津市の愛鷹山系で栽培されるお茶、東部花き流通センター農協では県育成品種による鉢物用マーガレットのブランド化を進めています。
知的財産を活用した農産物のブランド化
国が創設した地理的表示保護制度(GI)の認定を受けた三島馬鈴薯や西浦みかんなど、知的財産を活用した農産物のブランド化を推進しています。平成30年3月に国際連合食糧農業機関(FAO)が創設した世界農業遺産に「静岡水わさびの伝統栽培」が認定されたことから、わさびの生産振興や観光と連携した地域振興に取り組みます。
輝く農業・農村の創造(農地整備部門)
持続可能な社会を築く森林・林業(林業部門)
管内の概況
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