土砂災害警戒区域等の候補箇所

ページID1059401　更新日 2024年3月22日

土砂災害警戒区域等の候補箇所について

近年の全国的な災害では、土砂災害警戒区域に指定されていない箇所の被害事例が見られたことから、国は令和2年8月に「土砂災害防止対策基本指針」を変更し、「高精度な地形情報を用いて、土砂災害が発生するおそれがある箇所の抽出に努める」こととしました。

このため、県は高精度な地形情報として3次元点群データを取得し、土砂災害警戒区域等に指定される可能性がある箇所（候補箇所）を抽出したところ、9,047箇所が土砂災害警戒等の候補箇所であることが判明しました。

県は、土砂災害に対する警戒避難の参考にして欲しいと考え、候補箇所の公表をしています。

候補箇所は今後、現地調査等による基礎調査を行い、区域の範囲を明確にし、土砂災害警戒区域等を指定します。

なお基礎調査の結果、地形要件等により、土砂災害警戒区域等の指定が不要となる箇所も想定されます。

候補箇所の今後の流れのイメージ図

下記のイメージ図のように、候補箇所（紫色：急傾斜地の崩壊　桃色：土石流）において、候補箇所を含んだ周辺の赤枠内が土砂災害警戒区域等に指定される可能性があります。

なお、土砂災害警戒区域等に指定される可能性がある赤枠範囲はあくまで目安であり、基礎調査の結果、土砂災害警戒区域等の範囲が赤枠よりも狭くなったり、赤枠の外側まで広くなったりする可能性があります。

候補箇所の土砂災害警戒区域等の指定範囲イメージ図

※候補箇所や土砂災害警戒区域等ではない箇所においても、土砂災害が発生する可能性があるため、大雨時には事前に避難し、斜面には近づかないなどの、災害に合わない行動をしてください。

候補箇所の詳細な位置については、下記のリンクをクリックすることで確認できます。

候補箇所に関する下記のお問い合わせについては、お答えできませんので、あらかじめご了承ください。

土砂災害警戒区域等に指定される範囲
- 現地調査等の基礎調査を実施しないと、土砂災害警戒区域等の範囲が明確にならないため、個別の箇所における具体的な指定範囲についてはお答えできません。
基礎調査が実施される時期
- 箇所によっては基礎調査に時間を要することが想定されるため、個別の箇所における具体的な基礎調査の実施時期についてはお答えできません。

候補箇所についての質問と回答をまとめています。

候補箇所について不明な点がある場合は、こちらも合わせてご確認ください。

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