土砂災害警戒情報を支える技術
土砂災害警戒情報を支える技術
土砂災害警戒情報は、解析雨量(60分間積算雨量)と土壌雨量指数という2つの指標を組み合わせて設定された監視基準(CL)を基に発表されています。
解析雨量とは
解析雨量は、全国に展開されている気象レーダーとアメダス等の地上の雨量計を組み合わせて、1km四方の細かさで解析した雨量分布です。解析雨量は10分ごとに作成されます。 解析雨量を利用すると、雨量計の観測網にかからないような局所的な強雨も把握することができるので、的確な防災対応に役立ちます。
- 気象庁、国土交通省の気象レーダー(全国20点+α点)
※雨の降る領域を面的・連続的に観測 - 気象庁、国土交通省 都道府県の雨量計(全国約8,600点)
※地点毎に正確な雨量を観測
→解析雨量を算出します。
土壌雨量指数とは
土壌雨量指数は、土壌中に貯まっている雨水の量を示す指数で、がけに仮想的に設置した3つのタンクの雨量の和として求められる。(雨ががけの中に貯まった後、時間差をもって流出する状態をモデル化したもの)
土壌雨量指数値が高いほど、崩壊する危険性が高くなります。
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交通基盤部河川砂防局砂防課
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