(国)414号 静浦バイパス/事業効果
事業効果
本事業は、下記の点で事業効果が見込まれます。
- 慢性的な渋滞の緩和
- 安全性の確保・向上
- 走行性の向上、沿道環境の改善
- 交通ネットワークの多重化
1.慢性的な渋滞の緩和
国道414号の事業区間における交差点のうち、「口野放水路交差点」「静浦西小学校入口交差点」「下香貫交差点」の3交差点は主な渋滞箇所となっています。
本事業により、この3交差点を迂回するルートが完成するため、慢性的な渋滞の緩和が期待されています。
2.安全性の確保・向上
国道414号の沿線や近隣には学校も多く、現道は通学路に指定されています。
現道は、路肩や歩道幅が狭く、大型車の交通量も多いため、歩行者、自転車にとって通行しにくい状況となっています。
バイパス整備により現道の交通量が減少することで、歩行者、自転車の安全性向上が期待できます。また、バイパスには歩道と自転車道を整備する計画となっています。
3.走行性の向上、沿道環境の改善
現道の集落部には未改良区間もあり、幅員が狭くカーブ区間が連続していることから、大型車の円滑な通行に支障をきたしています。
「静浦バイパス」の開通により、沼津市街から伊豆の国市までの所要時間が約10分短縮されることとなります。
4.交通ネットワークの多重化
現在の国道414号は、南海トラフの地震による津波被害想定が想定されており、静浦小学校前には津波対策のための陸こうがあります。
津波発生時や大津波警報時には陸こうは閉鎖するため、伊豆の国市北江間の長塚橋から沼津市下香貫までの間が通行止めとなります。
このため、本バイパスを早期に整備することで、災害時の迂回路が確保されます。
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