静岡県不正軽油撲滅対策会議
軽油引取税は県税収入の約1割を占める貴重な財源ですが、これを免れるために、軽油に重油又は灯油等を混和したり、重油又は灯油等から軽油を製造し、自動車用の燃料として販売又は使用する行為が全国各地で目立っています。
これらの不正軽油の使用は、軽油引取税を免れ、税の公平性が阻害されるだけでなく、製造する過程で発生する硫酸ピッチなどの放置や排気ガス中の粒子状物質等の増加が県民の健康を脅かし環境汚染の原因になるうえ、その流通は公正な市場競争を阻害するなど、様々な問題を引き起こします。
そこで、これらの不正軽油の製造、流通及び使用を撲滅するため、関係する団体及び関係行政機関が連携してその対策を実施していくことを目的として、「静岡県不正軽油撲滅対策会議」を開催しました。
会議では、不正軽油撲滅宣言を採択し、不正軽油110番を設置することが決まりました。
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