静清工業用水道事業の紹介
事業の概要
「静清工業用水道」は、昭和14年清水市三保に新設された日本軽金属株式会社をはじめ、静清地区の工場に給水するため、水源を安倍川の上流12kmの静岡市門屋に求め、日量48,000立方メートルの伏流水を取水し、昭和16年から一部給水を開始しました。
その後、清水港を中心とした当地区の工業生産の増加に伴い、工業用水需要も急速に増加したことから、昭和27年度に第一期拡張工事に着手し、新たな取水施設の整備と延長26kmに及ぶ配送水管を布設し、日量96,000立方メートルへと給水能力をあげました。
その後、当地区の工業生産が更に増大する一方、旧施設の老朽化が目立ってきたため、昭和36年度から第二期拡張工事として管路の布設替えを行ない、昭和41年度に完了しました。
また、安定した給水のために、安倍川流水の変化に伴って取水能力の低下した水源施設の改築及び老朽化した配水管路の布設替工事等を昭和58年度から実施し、このうち、国道1号の配水管路の布設替えについては、国土交通省が建設する共同溝整備事業に参画し、平成22年度に完了した。
平成23年度からは、安定した給水を確保するため、老朽管路の布設替工事等を実施している。
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