ふじさん工業用水道事業(旧東駿河湾工業用水道事業)の紹介

ツイッターでツイート
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページID1003724 

印刷大きな文字で印刷

事業の概要

 東駿河湾地域の岳南及び静清庵の両地区は、富士山を源とする地下水や、富士川、安倍川等の豊富な流水に恵まれ、紙パルプ、化学、石油、食料品、非鉄金属工業などを中心として工業が発展してきました。

 これら工業の発展と港湾、道路等産業基盤整備による新規工業の立地とあいまって、両地区とも工業用水の需要が急速に増大し、特に岳南地区では地下水の過剰な汲み上げにより地下水位が著しく低下するとともに塩水混入が激しくなり、またその影響範囲も急速に拡大しました。

 そこで県では、これらの地域における水需要に応ずるとともに、地下水を保全するために、日本軽金属株式会社蒲原工場の発電放流水を利用して、給水能力日量1,316,000立法メートルの工業用水道建設計画を立てました。

 これが、「東駿河湾工業用水道」です。

 「東駿河湾工業用水道」は昭和41年度に着工、昭和46年12月から一部給水を開始し、現在793,100立法メートル/日の給水能力を備えています。

 令和4年度に富士川工業用水道と事業統合し「ふじさん工業用水道」となりました。