さくらの品種紹介
300種類以上といわれるサクラの品種のなかから代表的なものを紹介します。
アマノガワ(天の川)
枝が直立し、円柱状になる桜なので、狭い庭などにも植えられます。
イチヨウ(一葉)
花の中心から葉化したおしべが1本出るので、この名前が付けられた丈夫で美しい桜です。
ウコン(鬱金)
黄緑色の花を咲かせる珍しい八重桜です。
エドヒガン(江戸彼岸)
春の彼岸のころに開花します。野生の桜で樹勢が強く、寿命も長い桜です。
オオシマザクラ(大島桜)
伊豆半島や伊豆大島に自生する野生の桜です。潮風に強い桜で、3月下旬に開花します。
オオヤマザクラ(大山桜)
蝦夷山桜、紅山桜ともよばれ、主に関東以北の山に自生する桜で、寒さに強いのが特長です。
オシドリザクラ(鴛鴦桜)
おしべが2本ある花が多いことからこの名前が付けられました。豆桜系であまり大きくなりません。
オモイガワ(思川)
ソメイヨシノにやや遅れて開花する半八重咲きの美しい桜です。花着きがよく、全体が花で覆われます。
カワヅザクラ(河津桜)
静岡県河津町に原木がある早咲きの桜です。2月中旬ごろ開花し、約1か月の長期間、花が楽しめます。河津町の全域に植えられており、桜まつりの期間中、多くの観光客が訪れます。
カンザン(関山)
濃紅紫色の花を咲かせる代表的な品種です。桜湯として利用されます。
カンヒザクラ(寒緋桜)
台湾などに自生しており、台湾緋桜、緋寒桜とも呼ばれます。3月中旬ころ開花する早咲きの桜です。
カンザクラ(寒桜)
暖地では1月から開花する早咲きの桜です。アタミザクラとも呼ばれ、静岡県熱海市の糸川沿いなどで楽しめます。
ギョイコウ(御衣黄)
黄緑色の花を咲かせる珍しい八重桜です。4月下旬に開花します。(古楠神社(掛川市)など)
コヒガン(小彼岸)
江戸彼岸と豆桜の雑種といわれています。花着きがよく、大きくならないので、庭園に植えるのに適しています。
シュゼンジカンザクラ(修善寺寒桜)
静岡県伊豆市の修禅寺に原木がある早咲きの桜です。3月の中旬ころ開花します。
シロタエ(白妙)
白花の八重桜の代表的な品種です。樹勢が強く、大木になります。
スルガダイニオイ(駿河台匂)
花に芳香がある匂い桜のなかでも特に香りが強い品種です。
ソメイヨシノ(染井吉野)
県内に最も多く植えられている品種です。一重咲きで淡紅色。生長が早く、大きくなります。県内では、3月末から4月はじめにかけて開花します。県内各地で見ることができます。
タカサゴ(高砂)
あまり大きくならない八重桜です。南殿、早生都ともよばれます。
フクロクジュ(福禄寿)
大輪の花が美しく、花つきもよい八重桜です。
ベニシダレ(紅枝垂)
枝垂桜のなかでも特に花の色が濃い品種です。
マメザクラ(豆桜)
富士山とその周辺に多く自生しているため、富士桜ともよばれます。低い木に多くの花を咲かせ、たいへん美しい桜です。
ミクルマガエシ(御車返し)
花の美しさに御車を返してこの花を眺めたとも伝えられる桜で、別名を桐ヶ谷といいます。
ヤエベニシダレ(八重紅枝垂)
八重咲きで美しい枝垂桜です。
ヤマザクラ(山桜)
古くから親しまれてきた代表的な野生種です。花とともに新芽が楽しめます。
ヨウキヒ(楊貴妃)
その名のとおり美しい八重桜です。あまり大きくはなりません。
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