「人づくり百年の計委員会」提言ができた背景
今、何が問題でしょう
- 現代社会において、人々の価値判断の歪みからさまざまな現象が生じています。
- 今、私たちは人間として生きていくために必要な、礼儀や倫理観、美意識などが小さな頃から身につけられていない状況があります。
- 「人に迷惑をかけなければ、何をやってもいい」とか「まわりにいる人たちは自分が知らない人だから関係ない」という感覚を持つ若者や子どもも目立ちます。
- 学級崩壊、いじめ、非行、不登校などの生徒指導上の諸問題への対応に、教育現場は苦慮しています。
- 私たちは、いつの間にか子どものしつけや教育の責任を、政治が悪い、マスコミが悪い、教育制度が悪い、と自分以外のところで「犯人探し」をする癖がついていないでしょうか。
問題にあたるためにどうしたらいいのでしょう
- 人づくりのあり方については、百人百様の考え方があります。それも大切なことですが、一方で個人的な思い入れや様々な意見をそのままにしておくと、百家争鳴で、結果的には、ただがやがやと言って何の成果も得られないということになりがちです。
- こうしたことから、県民が人づくりについての共通の認識を持ち、身近なところから取り組む必要があります。
- そこで、県としては、家庭、地域を含めた社会全体の問題として、幅広く検討、研究を重ね、県民が共通に認識できる「人づくり」を展開するため、「人づくり百年の計委員会」から"意味ある人をつくるために"の提言を受け、人づくりの根本理念としたのです。
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