FAQ よくある質問
よくある質問をまとめて掲載します。
詳細は募集要項等でご確認ください。
1 本事業について
(1) 「トビタテ!留学JAPAN新・日本代表プログラム」と「ふじのくにグローバル人材育成事業」の違いは何ですか。
「トビタテ!留学JAPAN新・日本代表プログラム」は、国(文部科学省及び独立行政法人日本学生支援機構)が、全国規模で募集している留学支援事業です。
一方、「ふじのくにグローバル人材育成事業」は静岡県(「ふじのくにグローバル人材育成事業」運営協議会)が、トビタテ!留学JAPAN新・日本代表プログラム拠点形成支援事業の採択を受け静岡県の高校生等を対象に募集している留学支援事業です。
「ふじのくにグローバル人材育成事業」に合格した生徒は、静岡県の代表(第2期)であると同時に、全国の代表(第10期)となります。
なお、奨学金等の支援内容は同じですが、以下の点が異なります。それぞれの違いを踏まえ、応募を検討してください。
- 応募コース 県は国のコースに加え、県独自のコース設定があります。
- 応募形態 国は個人応募のみですが、県では最大4人までのチーム応募が可能です。
- 研修内容 県で合格した場合は、国の事前事後研修に加え、県独自の事前事後研修を受講します。
- 留学時期 県:令和7年7月10日~10月31日 国:令和7年7月10日~令和8年3月31日
- 留学期間 県:14日以上93日以内 国:14日以上1年以内
- 安全管理 県で合格した場合は、留学開始までに各自で海外旅行保険に加入する必要があります。国で合格した場合、加入は任意となります。
(2) 高校生で合格し、奨学金をもらっても、大学でトビタテ!に応募することはできますか。
高校で合格し、奨学金をもらっても、大学版トビタテに再度応募することができます。
(3) 静岡県の事業は令和7年度までとのことですが、制度上継続認可の可能性はあるのでしょうか。
文部科学省・日本学生支援機構の採択期間が令和7年度で終了するため、本事業の継続は制度上ほぼありえません。県としては、形を変えて、留学をめざす県内高校生の支援を独自に継続していくことを計画しております。詳細が固まりましたら、各学校への通知や県ホームページ等で周知します。
(4) 令和7年度の新高校1年生の支援予定人数は何人ですか。
募集要項6ページ記載のとおり、新高校1年生の支援人数は5人程度を予定しています。
2 支援内容・応募要件
(1) 家計基準を越えても応募できますか。
応募可能です。ただし、家計基準を超えた生徒の採用人数には制限を設けます(5人程度を予定)。
(2) 家計基準内か、家計基準外かは、どのように判定しますか。
専用の判定ツールを高等学校に送付します。在籍高校等の担当者の指示により、生計維持者の書類を学校に提出し、学校で判定してもらってください。
また機構のホームページで公開している以下のページで、家計基準を満たすかどうかの目安をご自身で確認することは可能です。
※ こちらはあくまでも目安となります。詳細については在籍高校等の担当者にお問い合わせください。
(3) 国トビタテ事業との併願ができますか。
併願できません。「ふじのくにグローバル人材育成事業」に応募するためには国トビタテ!事業を辞退する必要があります。
(4) チーム応募では、同じ高校に在籍する高校生とチームを組まなければなりませんか。また、同じ国に留学しなければなりませんか。
異なる高校に在籍する生徒同士でもチームを組むことができます。また、それぞれ異なる国に留学することもできます。
(5) どのような留学計画が対象になりますか。たとえば語学研修のみの留学計画でも応募できますか。
語学研修のみの留学計画は認められません。留学要件を満たし、留学の目的に沿った探究活動※が含まれている必要があります。
※探究活動:自らの興味、関心に基づいて「問い」又は課題を設定し、解決に向けて情報を収集・整理・分析したり、周囲の人と意見交換・協働したりしながら進めていく活動のことです。自らテーマや課題を設定し、試行錯誤しながら自ら答えを導き出すという「探究心」を大事にしながら行う学修活動
(6) 以下のような計画は応募要件を満たしますか。
日付 | 内容 |
---|---|
7月30日 | 日本出国、留学先入国 |
8月1日 | 受入先機関での活動開始 |
8月10日 | 受入先機関での活動終了 |
8月13日 | 留学先出国、日本帰国 |
留学期間 15日間(7月30日~8月13日) |
受入先機関における派遣留学生の実際の活動の開始日から終了日までの期間(日数)が留学期間(=活動期間)です。受入先機関が証明する受入れの期間と一致する必要があります。活動を行わない場合、渡航及び帰国にかる期間や移動日は含まれません。
上記例の場合、留学期間は8月1日~8月10日の10日間となります。留学期間は14日以上93日以内でなければなりませんので4日間不足しており、留学計画として認められません。
(7) 安全上、支援の対象とならない留学先国・地域は、どのように判断すればよいですか。また留学先に渡航制限が発令された場合どのようになりますか。
募集要項17ページ記載のとおり、受入先機関の所在地が、外務省「海外安全ホームページ」の危険情報及び感染症危険情報の「レベル2:不要不急の渡航は止めてください。」以上に該当する地域ではないことが、留学計画の要件として挙げられています。
応募時点で受入先機関の所在地が「レベル2」以上であっても、選考に差し支えありませんが、留学開始時点又は留学中に「レベル2」以上となった場合は、原則、奨学金の支給対象外となります。
(8) 本事業に採用された場合、自己負担金額はどの程度になりますか。
どの国にいくのか、どんなプログラムに挑戦するのか、渡航する期間はどのくらいになるのか、条件によって予算の概算も、支払いが必要な諸経費も異なります。
以下のサイトに海外留学お役立ち情報をまとめておりますので、参考にしてください。
また奨学金月額や留学準備金の金額は留学先国・地域及び留学期間(=活動期間)により異なります。拠点形成支援事業の奨学金等は給付型のため、返済は不要です。詳細は募集要項P11「6支援内容」を確認してください。
3 留学計画の作り方、応募に向けての準備
(1) 留学あっせん業者とは何を指しますか。
留学あっせん業者とは、留学エージェント、旅行代理店、現地ツアー会社等、留学手続き代行・留学先あっせん・滞在中のサポートを行う業者・団体を指します。
(2) 高校等が持っている留学プログラムや、留学あっせん業者が提供する留学プログラムを利用することはできますか。
在籍高校等が教育上有益な学修と認め、応募要件を満たしているプログラムであれば活用することが可能です。ただし、県が留学あっせん業者や当該団体が持つ留学プログラムを公認・認定することはありません。応募者は、留学あっせん業者が提供する留学プログラムを利用する場合、その留学プログラムが本事業の要件を満たしていることを必ず確認してください。
また、本事業は生徒等が自ら立案・計画した留学計画を支援するものです。既存のプログラムの内容をそのまま留学計画とするのではなく、生徒等が自ら立案・計画する活動を加え、独自性のある留学計画を作成してください。
(3) 「受入先機関」とは何ですか。
諸外国等に所在する法人や団体等で、派遣留学生が実際に学修や探究活動を行う機関を指します。
留学終了後、受入先機関が発行する修了証明書等の書面により受入先機関での活動を証明する必要があります。応募時に受入先機関を確定している必要はありませんが、事前に受入先機関の情報を確認した上で応募することを推奨します。
(4) 探究活動を行う受入先機関はどのように探したらよいですか。
以下を参考にしてください。
- 企業等が独自に提供するもの(海外事業所におけるインターンシップ(取扱う企業等に相談)/政府系機関の事業で提供されるもの/留学エージェント等が提供するもの)
- 在籍高校等が持っているコネクションや、教員等の個人が持っている人脈ネットワーク
(5) ホームステイ先は受入先機関として認められますか。
認められません。受入先機関とは、諸外国等に所在する法人や団体等で、派遣留学生が実際に学修や探究活動を行う機関です。個人による受入れは認められません。受入先機関がなく、受入れの証明や活動を修了したことの証明ができない計画は支援の対象外です。
(6) ホームステイ先を斡旋する旅行代理店や、留学プログラムを提供するエージェントは受入先機関として認められますか。
認められません。ただし、諸外国等に所在する当該機関において、当該機関の業務に関するインターンシップ等の探究活動を行う場合は、この限りではありません。
(7) 海外に住む知人の家にホームステイをしながら、知人が経営する会社にて探究活動をしようと思います。知人が経営する会社は受入先機関として認められますか。
認められます。
個人(親戚・知り合い、教師宅等)は受入先機関として認められませんが、個人が経営する事業に関する探究活動を行う場合は活動する企業・団体が受入先機関として認められます。
(8) 留学先や宿泊(ホームステイ)先などはどのように決めますか。留学あっせん業者等を使わずに、個人で予約することも可能ですか。
自分の探究テーマに基づき、充実した活動ができるよう、応募者自身が工夫して計画を立ててください。
なお、留学先や宿泊先、受入先機関は個人で探しても、留学あっせん業者等を利用しても構いません。
(9) 具体的な留学計画の立て方や、受入先機関や留学あっせん業者の選び方を知りたいです。
事務局から、特定の留学あっせん業者等を紹介することはできません。過去の先輩留学生の情報を得る方法について、2つご紹介します。
(1) 留学大図鑑
国のトビタテ!制度で留学した生徒が、自身の留学について紹介しているページです。留学エリアやテーマ・分野、悩み(費用や留学先探し)など、さまざまな切り口で留学体験談を検索することができます。
(2) SNS(主にInstagram)
多くの派遣留学生が、エヴァンジェリスト活動の一環として、留学用のアカウントを作り、自身の留学について情報発信しています。#ふじのくにグローバル人材育成事業 や #トビタテ9期 といったハッシュタグで検索し、情報収集していただく方法もあります。
本事業の公式Instagramの投稿では、生徒・保護者向け説明会で登壇してくれた先輩留学生をタグ付けしておりますので、そちらもご活用ください。
(10) 受入先機関は応募時点でどの程度まで具体的に決まっている必要がありますか。
応募時点で受入先機関が確定している必要はありません。留学計画書(応募書類)は予定として受入先機関名や受入先機関の種類(語学学校、現地高校、ボランティア団体等)を記載してください。
ただし、以下の点に注意してください。
- 受入先機関のない留学計画は認められません。また、奨学金等の支給に際しては当該受入先機関からの証明書(受入許可・修了証明)が必要になるので、必ず確保できるようにしてください。
- 受入先機関が未定であっても、留学先国・地域は記載する必要があります。
- 受入先機関からの受入許可を留学開始までに得る必要があります。
- 採用後、留学計画書に記載のない受入先機関に変更する場合は、再審査が必要となる場合があります。
(11) どのくらいの期間留学する場合が多いのか。夏休みを利用するパターンが多そうですが、2~3カ月留学となった場合、その間の在籍校の勉強ペースについていけるのか心配です。
令和6年度派遣留学生の採用時の留学期間は、以下のとおりです。採用された派遣留学生の多くが夏休み等を利用して留学してます。夏休み以外で留学する場合は、在籍高校と出席日数等の相談をすることをおすすめします。
1月未満 | 41人 |
---|---|
1月以上2月未満 | 7人 |
2月以上3月未満 | 3人 |
4 申請・選考・審査について
(1) 締切はいつですか。
新高校2・3年生(チーム応募を含む)は令和7年2月20日(木曜日)、新高校1年生は令和7年4月25日(金曜日)です。
募集要項等にも記載しているこの締切日は、学校から運営協議会事務局への提出期限です。各学校ごとに取りまとめて申請していただきますので、学校の担当の先生とよく相談し、各校で設定される校内締切を厳守して申請してください。
(2) 審査選考はどのように行いますか。
新高校2・3年生は書面審査(一次審査)及び書面審査合格者を対象とした面接審査(二次審査)によって選考を行います。新高校1年生・チーム応募は、書面審査と面接審査の両方を行う総合審査によって選考を行います。
それぞれの選考の流れやスケジュールについては募集要項P21「9.選考・審査 (1)選考の流れ」及び「10.スケジュール」を確認してください。
なお、令和6年度の面接審査では、留学計画のプレゼンテーション及び質疑応答を行いました。
(3) 審査や研修の日程に、どうしても外せない用事(部活動の公式戦など)が入っているが、どうしたらいいですか。
審査や研修は必ず出席する必要があります。
やむを得ない事情がある場合は、所属校を通して事務局までご相談ください。
特に事前・事後研修は他のトビタテ生と交流したり、自身の留学について深く検討する貴重な機会となります。自身の留学をより充実したものとするためにも、必ず参加してください。
(4) 過去の採用状況を教えてください。
令和6年度の採用状況は下記のとおりです。
このページに関するお問い合わせ
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