静岡県教育委員会

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特別支援教育に関すること

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ページID1031874  更新日 2023年1月24日

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静岡県の特別支援教育に関する計画

現在の計画

静岡県における共生社会の構築を推進するための特別支援教育の在り方について―「共生・教育」を目指して―(平成28年4月)より一部抜粋

通級に関する指導について

高等学校における「通級による指導」とは

学校教育法施行規則の一部改正により、平成30年度から高等学校及び中等教育学校の後期課程において、大部分の授業を通常の学級で受けながら、一部の授業について障害に応じた特別の指導を特別な場で受ける指導形態を実施できるようになりました。

小・中学校等からの学びの連続性を一層確保しながら、生徒一人一人の教育的ニーズに即した適切な指導(特別支援学校における「自立活動」領域に相当する指導)を設定し、個々の障害による学習上又は生活上の困難を改善・克服することを目的としています。

現在、県立高等学校において、自校通級と巡回通級を行っています。県教育委員会としては、今後、各校が必要に応じて「通級による指導」を実施できる体制の整備を目指しています。

自立活動とは、個々の生徒が自立を目指し、障害による学習上又は生活上の困難を主体的に改善・克服するために必要な知識、技術、態度及び習慣を養い、心身の調和的発達の基盤を培うことを目標にした学習です。

対象生徒

自閉症、学習障害、注意欠陥多動性障害等(障害の有無がはっきりしない場合を含む。)、自立活動が必要な生徒であると校長が認めた者とします。

指導形態

巡回通級

学校からの要請に従い、高校教育課が派遣する専門的スキルを持つ講師が学校を週に1回又は2週に1回訪問し、放課後等の時間帯に学校における担当教員とともにティームティーチングによる指導を行います。

自校通級

専門的スキルを持つ講師が教員とともにティームティーチングによる指導を行います。

他校通級

生徒が他校の通級に通い、指導を受けます。本県では今のところ実施する予定はありません。

外部人材の活用について

学校支援心理アドバイザー派遣事業

高等学校に在籍する「発達障害」等、特別な教育的支援を要する生徒への教育効果等を向上させる目的で、教職員に対して専門的見地からの助言を行う学校支援心理アドバイザー(公認心理師又は臨床心理士)を派遣します。巡回派遣と重点派遣があります。

スクールカウンセラー派遣事業

不登校生徒をはじめ、悩みを持つ高校生や教職員、保護者の相談等に適切に対応します。拠点校に配置し、各高等学校の要請に応じて派遣します。

スクールソーシャルワーカー活用事業

いじめ、不登校をはじめとする問題を抱えた高校生に対し、その取り巻く環境に働きかけ、家庭、学校、地域の関係機関のネットワークの構築等によって学校を支援します。拠点校に配置し、各高等学校の要請に応じて派遣します。

精神科医への相談体制整備事業

精神科医師が、学校で開催されるケース会議の場に参加し、学校からの生徒への指導、対応や保護者への対応等についての説明に対し、必要な助言を行います。拠点校に配置し、各高等学校の要請に応じて助言を行います。

発達障害等の生徒支援事業について

静岡県内の1会場(中部地区)において、発達障害等により対人関係の構築が苦手な生徒を対象に「コミュニケーションスキル講座」を実施します。詳細は、各高校に配布した募集要項を確認してください。

特別支援学級・特別支援学校中等部からの志願について

特別支援学級及び特別支援学校中等部から県立高等学校への志願は可能です。

詳しくは、中学校又は教育事務所、政令市教育委員会にお問い合わせください。

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このページに関するお問い合わせ

教育委員会高校教育課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
電話番号:054-221-3110
ファクス番号:054-251-8685
kyoui_koko@pref.shizuoka.lg.jp