宝くじFAQ
Q 宝くじと県の関係 「どうして都道府県と政令指定都市が宝くじを売っているの?」
A 昭和20年7月、政府は浮動購買力を吸収して軍事費の調達をはかるため、1枚10円で1等10万円が当たる富くじ“勝札”を発売しました。しかし、抽せん日を待たず終戦となったため、皮肉にも“負け札”とよばれるようになってしまいました。同年10月、政府は戦後の激しいインフレ防止のため浮動購買力吸収の必要性が大きくなったので、“宝くじ”という名前で「政府第1回宝籤」を発売することになりました。
さらに戦災によって荒廃した地方自治体の復興資金調達をはかるため、各都道府県が独自で宝くじを発売できることとなり、昭和21年12月に地方くじ第1号「福井県復興宝籤」(別名ふくふく籤)が登場しました。政府くじは昭和29年に廃止され、その後は地方自治体が独自又は共同で発売する“地方くじ”のみになりました。
Q 宝くじの仕組み 「宝くじってどういう仕組みで売られてるの?」
A 宝くじが発売され、県の収益となるまでは下図のとおりおおよそ9つの段階を踏むこととなります。
Q 宝くじ1枚の中身 「宝くじってどういうふうに配分されるの?」
A 宝くじ1枚は、おおよそ下図のような配分となります。
Q 宝くじ収益金実績 「宝くじの収益金って毎年どのくらいになるの?」
A 静岡県の収益金は下図のとおりとなります。
令和元年 |
令和2年 |
令和3年 |
令和4年 |
令和5年 |
|
---|---|---|---|---|---|
収益金 |
6,551 |
5,930 |
5,882 |
5,892 |
5,663 |
Q 宝くじ収益金の使いみち 「収益金はどのように使われているの?」
A 地方財政法第32条、自治省令等により色々な使いみちが示されています。
- 道路補修、河川整備など
- 市町村等の行う事業に対する補助
- 国際交流、地域の国際化の推進
- 地方博覧会等の運営
- 人口の高齢化、少子化等への対応
- 衛星通信網の活用、地域の情報化
- 美術館などの芸術文化施設の運営など、芸術文化の振興
- 風水害、地震、火災などの災害対策
- 地域産業の高度化、新産業の創出、雇用機会の増大など地域経済活性化
- 特定非営利活動(NPO)等の地域における社会貢献活動補助
- 地球温暖化対策、リサイクルの推進等地域における環境の保全
- 地域における共通の課題に対する調査、研究、人材の育成
- ワールドマスターズゲームズ2027関西の準備、運営
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