北朝鮮の弾道ミサイル発射に対する抗議(平成29年8月30日)
8月29日、北朝鮮はまたしても弾道ミサイルを発射し、あろうことか我が国の上空を通過させるという暴挙に出た。
国連の安保理決議に違反する北朝鮮の凶行は、エスカレートする一方であり、今回のミサイル発射は、国民の生活にも影響を及ぼすこれまでにない深刻かつ重大な脅威であり、断じて容認できない。
よって、平成22年に核兵器のない地球を目指すふじのくに静岡県平和宣言を決議した本県議会は、北朝鮮のたび重なる暴挙に対し厳重に抗議し、強く非難する。
平成29年8月30日
静岡県議会議長 杉山 盛雄
【参考】
「核兵器のない地球を目指すふじのくに静岡県平和宣言」に関する決議
核兵器を廃絶し、戦争のない平和な世界を実現することは、人類共通の願いである。
しかし、今なお、世界各地で武力行使が行われるとともに、大量の核兵器の存在と新たな核兵器拡散のおそれが、世界の平和と人類の生存に大きな脅威を与えている。
このような状況の中、私たちは世界唯一の被爆国として、原爆による広島、長崎の惨禍やビキニ環礁での水爆実験による焼津の第五福竜丸の悲劇を再び繰り返さないために、核兵器の廃絶と恒久的な平和の実現を世界に強く訴え続けていかなければならない。
本県議会は、全人類の幸福と世界の平和の実現を目指すため、核兵器が一日も早く廃絶されることを願い、ここに「核兵器のない地球を目指すふじのくに静岡県平和宣言」を行う。
以上、決議する。
平成22年3月1日
静岡県議会
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