2023年2月1日“ふじのくに”のフロンティアを拓く取組 評価委員会を開催しました。
令和5年2月1日(水曜日)に、令和4年度“ふじのくに”のフロンティアを拓く取組評価委員会を開催し、各分野の有識者により専門的知見に基づく意見交換が行われました。
今年度は、第2計画基本計画の最終年度であり、第3期基本計画の初年度であることから、第2期基本計画の総括評価及び第3期基本計画の評価が行われました。
「ふじのくにフロンティア推進区域の早期完了」について、指定した全72区域のうち、累計66区域が計画事業を完了し、造成した工業用地には124企業が立地しております。
有識者からは、第2期基本計画ではコロナ禍により工事の遅延や企業誘致活動への制限が生じたものの、概ね計画どおりに進捗しており、状況を踏まえた柔軟な対応として推進区域の指定解除を実施したことに対しても評価をいただきました。工業団地の継続的な整備の重要性や工業団地周辺の住宅・アクセス道路の整備による雇用確保の重要性等への意見がありました。
「地域間の共生・対流の創出」に向けて実施している「ふじのくにフロンティア推進エリア」の形成について、今年度は最終認定として、3市1町による2エリアを認定し、累計認定数は、22市町13エリアとなりました。
有識者からは、コロナ禍により働き方、暮らし方が変化している中、クリエイティブ層をターゲットとして取り組んでいることへの期待の声に加えて、数字上の成果が見えにくいものの、サテライトオフィスの誘致に取り組み、成果を出していることに対して評価をいただきました。また、拠点間のアクセス確保の重要性やさらなる企業誘致のための先進事例創出の必要性等への意見がありました。
地域間の共生・対流を踏まえた環境と社会・経済が調和した「ふじのくにフロンティア地域循環共生圏」の形成について、今年度は初の認定として、4市3町による2圏域を認定しました。
有識者からは、市町を跨がる広域な範囲で新しい価値を発現するための調整役として県の先導的な役割を期待する声が寄せられました。また、地域循環共生圏は進捗を評価することは難しいことから、アウトカム指標により、取組を多角的、総合的に捉える評価方法の必要性や、拠点間のネットワーク形成の重要性等への意見がありました。
推進区域と推進エリア、地域循環共生圏の取組状況を反映させた令和4年度の評価書については、今後、評価委員会及び県議会の意見を反映し、3月末の公表を予定しています。
詳しくは委員会資料及び議事録をご覧ください。
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