日本一太いホルトノキ
ホルトノキはモガシとも呼ばれ、千葉県以西の本州、四国、九州、沖縄に分布する常緑高木で、樹高は10から15メートル、7月~8月ごろに花をつけます。
葉の形状から、ヤマモモと間違えられることがよくあります。
ホルトノキの名称は、「ポルトガルの木」から転化したといわれ、平賀源内がオリーブの木と間違えたという逸話も残っています。
賀茂郡河津町にある金烏山東大寺(きんうざんとうだいじ)のチーノキは、総幹周が750センチメートルで、ホルトノキのうち日本最大を誇っています。
伝承等による樹齢は850年とされており、平安時代から現存する長寿の木です。
チーノキの根元にある祠は、江戸時代に亡くなった子どものお墓だそうです。
注意:幹周は、株立ちを除く地上から130センチメートルの位置(主幹)で比較しています。
順位 |
所在地 |
所有者 |
幹周(主幹) |
---|---|---|---|
1位 |
静岡県賀茂郡河津町峰382 |
社寺 |
750 |
2位 |
静岡県賀茂郡河津町 |
個人 |
693 |
- 単位:センチメートル
- 出典:巨樹・巨木林データベース(環境省生物多様性センターホームページ)より抜粋
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