令和5年度毒物劇物取扱者試験問題における誤問題の取扱いについて

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ページID1056557  更新日 2023年9月15日

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令和5年度毒物劇物取扱者試験問題における誤問題の取扱いについて(令和5年9月15日追加)

令和5年8月5日(土曜日)に実施しました令和5年度毒物劇物取扱者試験について、令和5年9月1日に発表した誤問題のほかに、新たに誤問題があることが判明しました。
当該誤問題については、以下のとおり取り扱うこととしましたので、お知らせします。
受験者並びに関係者の皆様には、多大なる御迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

【令和5年9月15日公表】

1 要旨

今回、新たに誤問題と判明した毒物劇物取扱者試験学科試験(共通)問2については、全員正答として取り扱うこととしました。
この取扱いにより合格基準を満たした38名を新たな合格者に追加しました。

 

2 該当の問題

問2 毒物及び劇物取締法第3条の3に規定された興奮、幻覚又は麻酔の作用を有する毒物又は劇物(これらを含有する物を含む。)であって、政令で定めるものとして、正しいものはいくつあるか。

 a トルエン
 b エタノール
 c 酢酸エチル
 d メタノールを含有する接着剤

 1 1つ 2 2つ 3 3つ 4 4つ

3 誤問題とした理由

語句a、c及びdを正しいものとし、選択肢3を正答とする問題であったが、語句cは「酢酸エチルを含有する接着剤(若しくは、シンナー、塗料、閉そく用又はシーリング用の充填剤)」が正しい語句であり、正答が選択肢2となる問題となるため。

4 対応

  • 該当問題を全員正答を回答したものとして加点し、再度採点を行いました。
  • その採点結果を踏まえ、改めて合否判定を行い、38名を追加合格としました。
  • 追加合格した方には当課から個別に連絡するとともに、追加合格者の受験番号を加えた合格者番号を公示することとしました。
  • 今後は更なる問題・正答のチェック体制を強化するとともに、過去の出題問題や過去の事例を参考にし、複数人で確認し、チェック体制を強化してまいります。

【令和5年9月1日公表】

1 要旨

毒物劇物取扱者試験(一般)問題において、誤問題と判明した以下の2問については、全員正答を回答したものとして取扱うこととしました。
(1) 毒物劇物取扱者試験(一般)の実地問7において、正答とする選択肢がない。
(2) 毒物劇物取扱者試験(一般)の実地問10において、正答が2つある。

2 該当の問題

【一般 実地問7】
問 7 毒物又は劇物の性状等に関する記述について、物質名として正しいものはどれか。

無色、ニンニク臭のある引火性の気体であり、点火すると白色煙を放って燃える。
加熱したガラス管に通じると容易に分解する。

1 ニトロベンゼン
2 ジメチルアミン
3 スルホナール
4 水酸化砒(ひ)素

【一般 実地問10】
問 10 砒(ひ)素化合物による中毒の解毒又は治療に用いられるものとして、正しいものはどれか。

1 硫酸アトロピン
2 ジメルカプロール(別名BAL)
3 ペニシラミン
4 チオ硫酸ナトリウム

3 誤問題とした理由

【一般 実地問7】
「水素化砒素」を正答とする問題であるが、選択肢4「水酸化砒素」と誤植し、正答となる選択肢がないため。

【一般 実地問10】
砒素化合物の中毒の解毒及び治療に用いられる物質を問う問題であるが、選択肢2「ジメルカプロール(別名BAL)」及び選択肢4「チオ硫酸ナトリウム」が該当し、正答が2つある問題となるため。

4 対応

  • 毒物劇物取扱者試験(一般)の実地問7及び問10につきましては、一般試験受験者は全員正答を回答したものとして、2問分を加点して採点を行いました。
  • その採点結果を踏まえ、合否判定を行いました。
  • 今後は更なる問題・正答のチェック体制を強化し、再発防止に努めてまいります。

このページに関するお問い合わせ

健康福祉部生活衛生局薬事課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
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