1.犬について よくある質問
質問Q2:不妊・去勢手術をしたほうがよいと聞いたのですが、なぜですか。
回答
メス犬は、1回の出産で5~10匹の子犬を産み、年2回発情します。もし、不妊・不妊去勢手術をしなかった場合に、生まれてくるすべての子犬を、あなたは、責任を持って、最期まで飼うことはできますか?
健康なのに手術をするのはかわいそうという意見もありますが、不妊・去勢手術をすることで、犬にとっても飼い主にとってもよいことがたくさんあります。
- 健康面でのよいこと:交尾でうつる病気、生殖器の病気、性ホルモンの影響による病気のおそれがなくなることに加え、メスでは、発情・妊娠・出産による肉体的負担からの解放、オスでは、なわばりやメスをめぐるケンカによる負傷の危険性の低下などがあります。
- 行動面でのよいこと:不妊・去勢手術をすると、落ち着いた穏やかな性格になります。特にオスは、ほかのオスや人に対する攻撃やなわばりのにおいつけが少なくなり、飼いやすくなります。
- 注意をすること:不妊・去勢手術をすると必要なカロリーが少なくなるので、肥満を防ぐためにはエサの量を適切に管理することが必要です。
県が引き取った犬・猫のうち、71.6%(政令市除く)が生まれたばかりの子犬・子猫です。
動物は自分で繁殖をコントロールすることはできません。不幸な命をこれ以上増やさないためにも、不妊・去勢手術をしてください。
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