令和5年第19週(令和5年5月8日〜5月14日)(5月19日公表)
新型コロナウイルス感染症について
令和5年5月8日から、新型コロナウイルス感染症は感染症法上の位置付けが「5類感染症」となりました。
このため、感染状況の把握は、全数を毎日把握する方式ではなく、国が定める基準に従って指定された医療機関(定点医療機関)での患者数を1週間分まとめて把握する方式に変更されています。(季節性インフルエンザと同様の把握方法)
令和5年第19週(令和5年5月8日〜5月14日)の感染状況について
・この1週間の定点医療機関から報告された感染者数は290人で、前週(175人)に比べて1.66倍です。
・この1週間の全感染者数は、約1800人(1日平均約260人)と推計されます。
・現在、警報・注意報レベルの保健所、地域はありません。
1 定点医療機関当たり患者数(単位:人/週)
全国及び隣接する神奈川県、愛知県も表示します。国の感染症サーベイランスシステムのデータを使用しているため、本県以外は第18週以前のデータはありません。
2 定点医療機関当たり患者数【保健所別】<令和5年第19週>
保健所ごとに定点医療機関1か所当たりの人口や年齢構成などが異なるため、保健所間で数値の単純比較はできません。
3 定点医療機関当たり患者数【保健所別】<4週間の推移>
※県独自の注意報レベル:令和4年10月以降の第8波の新規感染者数の推移から、1週間当たりの新規感染者数が人口10万人当たり200人以上となった水準を、暫定的に県独自の注意報レベルとして保健所ごとに設定しています。(例えば、賀茂保健所の定点医療機関当たり患者数は13以上で、注意報レベルということになります)
4 警報・注意報
現在、警報・注意報レベルの保健所、地域はありません。
5 感染者全数の推計値
※1 定点割合
令和4年10月3日から令和5年5月7日までに定点医療機関から報告のあった感染者数を、この期間の全感染者数で割った値。
例えば県全体では、この期間の定点医療機関からの報告数は、全感染者数の15.8%(0.158)でした。
※2 推計値の算出方法
感染者全数の推計値は、定点医療機関の感染者数を定点割合で除して算出しており(A÷B)、県全体の感染者数の全数は、290÷0.158=1835人と推計されます。
各地域ごとに異なる定点割合で推計値を算出しているため、県東部地域、県中部地域、県西部地域の推計値の総和は必ずしも県全体の推計値と同じ値にはなりません。
なお、人口が少ない地域は定点医療機関が少なく、算出される推計値は統計的に信頼性が低くなるため、各保健所ごとの推計値は示していません。
6 定点医療機関の年齢階級別患者数
前週に比べて2倍以上になった年代は、10歳未満と50歳代です。
7 令和5年5月8日以降(令和5年春開始接種) 高齢者(65歳以上)の3〜6回目接種の実績
接種対象者のうち、高齢者以外の基礎疾患のある者、医療従事者及び高齢者施設等従事者は、上表には含まれません。
以下の変異株に関する項目について、感染者数の減少に伴いゲノム解析数が減少しているため、4月3日分から当面の間、2週間ごとに集計します。
(本日は、5月1日~5月14日分の集計)
8-1 変異株ゲノム解析結果について(政令市除く)
4月中旬に発症した方について、国立遺伝学研究所(三島市)において実施したゲノム解析の結果は、以下のとおりです。(県所管分)
(結果判明日:5月1日)
8-2 本県の変異株の判明状況(5月14日時点)
※県 :国立遺伝学研究所および国立感染症研究所でゲノム解析を実施
静岡市:国立感染症研究所でゲノム解析を実施
浜松市:浜松市保健環境研究所でゲノム解析を実施
8-3 本県の変異株(オミクロン株)の判明状況(5月14日時点)
8-4 ゲノム解析結果の系統別判明数(政令市含む)(5月1日〜5月14日判明分)
※国立感染症研究所「感染・伝播性の増加や抗原性の変化が懸念される新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の変異株について(第22報)」において、「引き続き国内外での動向の注視、知見の収集とともに、国内でのゲノムサーベイランスを継続していく必要がある」とされている系統を掲載しています。
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このページに関するお問い合わせ
健康福祉部医療局感染症対策課
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