渡島富士[駒ケ岳]

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ページID1020116  更新日 2023年1月11日

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エリア
北海道エリア
名称

渡島富士[駒ケ岳]

読み
おしまふじ[こまがたけ]
標高

1,131m

地域
北海道芽部郡森町・鹿部町・亀田郡七飯町

砂原岳1,113mと剣ヶ峰1,131mの2つの峰からなる富士。

写真:渡島富士[駒ケ岳]

内浦湾の南方で渡島半島東側にそびえている円錐形の活火山。渡島富士には、蝦夷(アイヌ)と和人(シャモ)の関わりを反映した伝説がある。矢越岬の海神の怒りを鎮めるために、大館(松前)の相原季胤は蝦夷の娘20人~30人を海に沈め人身御供にした。蝦夷は怒って蜂起、季胤は2人の娘を連れて大沼まで逃亡するも逃げ切れず、永正10年(1513年)7月3日ついに2人の娘は入水。季胤は馬とともに湖中の小島に上がり、そこで自害した。自害する際、季胤は愛馬に山上に逃げるよう言い聞かせ、これに従った馬は勢いよく山に登った。そのためこの山を駒ヶ岳と呼び、季胤が外した鞍を掛けた岩を倉掛岩と呼ぶようになった。以来、季胤の命日には駒ヶ岳から馬の鳴き声がするといわれている。昭和4年(1929年)の大噴火以降、小噴火も数回確認されており、現在は火山活動により入山が一部規制されている。

地図:渡島富士アクセス

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