しずおか文化財ナビ 南禅寺伝来諸像
- よみ
- なぜんじでんらいしょぞう
- 指定区分、指定種別
- 国指定/有形文化財・彫刻
- 指定日
- 2024年8月27日
- 員数
- 11躯
- 所在地
- 静岡県河津町谷津138
- 一般公開有無
- 有
- 駐車場の有無
- 無
- 公開情報
所有者情報
- 谷津区
- 〒413-0515 静岡県賀茂郡河津町
指定内容
【指定名称】
南禅寺伝来諸像
木造薬師如来坐像 木造十一面観音立像 木造地蔵菩薩立像 木造菩薩立像 木造梵天帝釈天立像 木造二天王立像 木造天王立像 木造聖僧坐像
【指定資料】
木造薬師如来坐像1軀 木造十一面観音立像2軀 木造地蔵菩薩立像1軀 木造菩薩立像1軀 木造梵天帝釈天立像2軀 木造二天王立像2軀 木造天王立像1軀 木造聖僧坐像1軀
附指定 木造菩薩立像3軀 木造不動明王坐像1軀 木造吉祥天立像1軀 木造天王立像3軀 木造天部形立像1軀 木造男神立像4軀 木造女神立像2軀
南禅寺堂と呼ばれる堂に伝来した26 軀からなる木彫群で、堂の本尊、薬師如来像をはじめ、大半が10~11 世紀の製作になり、仏・菩薩・護法神など当時の堂宇に安置される主要な尊格が揃う。いずれも一木造で仏像は基本的にカヤ材、神像はクスノキ材を用いる。各像間で作風や製作技法に共通点が認められることから、同系統の工房が当地において継続して造像を行ったことが推定される。平安時代の地方における造像のさまを如実に伝える遺品として重要である。また十一面観音像の一軀は素朴な作風であるが、カヤ材の一木造で各所に古様を示すことから、奈良時代に遡る製作とみられる。(奈良時代・平安時代8世紀・10~11世紀)
地図情報
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