しずおか文化財ナビ 木造宝冠阿弥陀如来坐像(伊東市)
- よみ
- もくぞうほうかんあみだにょらいざぞう
- 指定区分、指定種別
- 県指定/有形文化財 ・ 彫刻
- 指定日
- 2009年3月23日
- 員数
- 1躯
- 一般公開有無
- 無
- 公開情報
指定内容
【指定資料】 像高は59.5cm、木造、割矧造か。黒漆塗り、玉眼、白亳に水晶嵌入。
本像は、宝髻を結い、衲衣を首までの通肩に着るところから、宝冠阿弥陀如来像と考えられる。現在両手は馬口印を結ぶが、両前膊部より先が後補で、本来は定印を結んでいたと思われる。像容は、頬に張りがあり、口元をしっかりと結び、目は明確に刻まれて力がある。これらの特徴と、高い宝髻、棚状の像底などから鎌倉時代前期の慶派仏師の作と考えられる。
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