南海トラフ地震(なんかいとらふじしん)ってなぁーに?
大きさ
「マグニチュード8~9」という非常(ひじょう)に大きな地震(じしん)です。
マグニチュード8の地震は、神戸(こうべ)で大きなひがいが出た兵庫県南部地震(ひょうごけんなんぶじしん)や熊本城(くまもとじょう)がこわれた熊本地震(くまもとじしん)のやく12倍(ばい)、北海道胆振東部地震(ほっかいどういぶりとうぶじしん)ならばやく100倍(ばい)のエネルギーをもった地震です。
マグニチュード9の地震の場合には、東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)を起こした東北地方太平洋沖地震(とうほくちほうたいへいようおきじしん)と同じエネルギーをもった地震となります。
へぇー大きいんだね!
場所(ばしょ)
駿河湾(するがわん)から九州(きゅうしゅう)の東の沖(おき)にかけてつづく深(ふか)い海(南海(なんかい)トラフといいます)にそって、トラフから東海地方(とうかいちほう)、近畿地方(きんきちほう)、四国地方(しこくちほう)、九州地方(きゅうしゅうちほう)の太平洋沿岸部(たいへいようえんがんぶ)までの海底(かいてい)と地面(じめん)がずれておこる巨大(きょだい)な地震です。
この南海トラフ沿いでは、これまでにマグニチュード8くらいの地震が100年から150年に1回、マグニチュード9くらいの地震が1,000年から数1,000年に1回おこっています。
わぁ!すぐ近(ちか)くなんだね!
いつ
昔(むかし)から、静岡県付近(しずおかけんふきん)でくりかえしおきた大地震(だいじしん)も、1854年からおきていません。ですから、40数年前に「近い将来(しょうらい)東海地震(とうかいじしん)がおこる」と考(かんが)えられました。しかし今は、東海地震だけではなく、もっと広い範囲(はんい)で地震がおこる可能性(かのうせい)が高(たか)くなったと考(かんが)えられています。
よし!ぼくもさっそく備(そな)えよう!
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