静岡県に影響する南海トラフ地震と首都直下型地震
1.南海トラフ地震
規模
南海トラフ沿いで100年~150年の周期で繰り返し発生し、マグニチュード(M)8クラスの地震をレベル1の地震としています。レベル1の地震は、東海地震、東南海地震、南海地震、又はこれらの連動型の地震とされています。
一方、レベル2となる南海トラフ沿いの最大クラスの地震として、南海トラフ巨大地震が想定されています。この南海トラフ巨大地震は、レベル1の地震の震源域より広く、千年から数千年の周期で発生し、規模は東日本大震災を引き起こした東北地方太平洋沖地震(Mw9.0)と同程度か大きな地震(Mw9.0~9.1)と考えられています。
場所
駿河湾から九州宮崎沖の日向灘にかけての南海トラフに沿った領域の一部または全部が震源域となる地震です。
2.首都直下型地震
規模
相模トラフ沿いの地震のマグニチュード(M)は8クラス、プレート内の浅い地震ではマグニチュード(M)は7クラスと考えられています。
規模
相模トラフ沿い、及び関東の地下の浅い場所が震源となる地震です。
現在、首都直下型地震として検討されている地震は下図のとおりです。
首都直下型地震として検討されている断層と相模トラフ沿いの最大クラス地震の想定震源域
首都直下のM7クラスの地震及び相模トラフ沿いのM8クラスの地震等の震源断層モデルと震度分布・津波高等に関する報告書(平成25年12月首都直下地震モデル検討会)より。一部加筆
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