ついててよかった!住宅用火災警報器
家庭内での火災をいち早くキャッチし、知らせてくれる住宅用火災警報器。
警報器を設置したことにより火災の被害拡大を防いだ事例(奏功事例)が、県内でも多数報告されています。
死者の発生した住宅火災の出火原因は、「たばこ」「ストーブ」「電気器具」などで、
就寝時間帯(深夜2時~6時)の火災に死者が集中しています。
今回寄せられた奏功事例の中にも上記の出火原因や時間帯でありながら、難を逃れた例も多く挙げられています。
ご自身やご家族の命を守るためにも、必ず設置をお願いします。
奏功事例の紹介
◇たばこ
就寝中、隣の部屋から住宅用火災警報器の音が聞こえてきた。
確認に向かうと、喫煙したたばこの吸い殻が座布団に落下し着火していた。
座布団を玄関先の水の入ったかめの中に入れたことで消火に成功し、ぼやで済んだ。
◇暖房器具(ハロゲンヒーター)
就寝中、住宅用火災警報器の音が聞こえてきた。
廊下を確認すると、煙と炎が見えたため、家族3人で窓から屋外へ避難した。
近隣住民が通報し、全焼したものの負傷者はなかった。
出火原因は、屋内テラスに干していた洗濯物がハロゲンヒーターに落下し着火したことだった。
◇電気配線のトラッキング現象
1階の居室にいると、住宅用火災警報器の音が聞こえてきた。
2階へ行くと、寝室から火煙が立ち上っていた。
自宅内の住宅用消火器と水道からホースを延ばして初期消火を行ったことで大事に至らなかった。
出火原因は、エアコンの電源コードを長い間延長コードに接続していたことによるトラッキング現象だった。
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このページに関するお問い合わせ
危機管理部消防保安課
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