警察学校
警察学校とは
自らを見つめなおし、鍛え上げ、真の警察職員になるための第一歩が警察学校です。警察職員としての基礎を学び、犯罪に屈しない正義感と強い精神力を養っていきます。ひとつの目標に向かう仲間と切磋琢磨しながら苦楽をともにすることで連帯感や信頼感が生まれます。励まし合いながら多くのことを学び、旅立つ頃には、より大きく成長した新しい自分に出会えることでしょう。ここが警察職員のスタートラインです!
↓「静岡県警察学校の1日」を動画にまとめました。是非ご覧ください!! ↓
カリキュラム
科目 | 内容 |
---|---|
一般教養 | 職務倫理、犯罪心理、郷土史、時事問題、漢字など |
法学 |
憲法、民法、刑法、刑事訴訟法、警察行政法など |
警察実務 | 生活安全警察、刑事警察、地域警察、交通警察、警備警察 |
術科 | 柔道または剣道、逮捕術、拳銃、救急法 |
その他 | 実務研修、社会見学、各種行事 |
警察学校で学ぶカリキュラムは、職務倫理、パソコンといった「一般教養」や、憲法、刑法、警察行政法などの「法学」、地域活動、犯罪捜査、警備など各警察部門の「実務教養」、柔道、剣道、逮捕術、拳銃などの「術科教養」で構成されています。いずれも専門の教官によって基礎から段階的に学びます。
術科の柔道・剣道は、どちらか一方を選択して行いますが、道着の着方からルール、技のかけ方まで経験豊富な教官が基本から丁寧に指導します。卒業時には、ほぼ全員が有段者になれます。また、サッカー、英会話、茶道、写真などのクラブ活動、体育大会などの楽しい行事もあり、充実した学校生活が送れます。
教養期間
警察官の場合は、まず、初任教養として大卒6か月、大卒以外は10か月警察学校で学びます。次に、県内各警察署に職場実習生として配属され、マンツーマン指導のもと、交番勤務を基本として生活安全、刑事、交通課等で警察業務全般に従事します。そして、再度初任補修教養として警察学校に入校し、より精通した教養を学んだ後、独力勤務が原則の実戦実習を行います。その後は、本人の適性、能力や希望などに応じて、各部門のスペシャリストとなっていきます。
警察行政職員の場合は、警察学校で約1か月の初任教養後、各所属で先輩に指導を受けながら一人前の警察職員として成長していくこととなります。
CLOSE UP POLICE ACADEMY
校訓
- 自主自律 自分の信念を持って自らの力で自らの道を切り開いていく
- 心身錬磨 豊かな人間性とともに警察職員に必要な気力・体力を錬成する
- 融和敬愛 互いに心を通わせ真の友情を培い敬愛心を持つ
座学
警察官に必要な知識を学ぶ大切な場所です。
職務倫理をはじめとする一般教養、憲法や刑事訴訟法などの法学、生活安全、刑事、地域、交通などの警察実務を身につけます。
拳銃
警察官は、職務遂行上必要な小型武器の所持が認められています。
警察学校では、拳銃の取扱いを修得するために男女を問わず、実際に拳銃に実弾を装てんし標的に向けた射撃訓練を行います。
逮捕術
逮捕術とは、抵抗する犯人を制圧するために必要な技能を習得するものであり、柔道、剣道、空手などの特性を取り入れた警察独特の武術です。誰もが警察学校に入校してから学びます。
柔道か剣道
警察学校では、柔道か剣道を必ず選択し武道訓練を行います。県民の負託にこたえる強い警察、闘う姿勢を堅持するため、悪に打ち勝つ技や能力を日々鍛練します。
警備実施
大きな楯を持って、重い装備品を装着して警備部隊として必要な訓練を行う警備実施。あらゆる事態に備えるため、肉体も精神も強化されます。
食事
味もボリュームも大満足の食事は、警察学校での楽しみの1つ。モリモリ食べて力をつけて英気を養います。
寮生活
警察学校は、全寮制です。自習室は共同になっていますので、みんなで助け合いながら勉強できます。寝室は個室になっています。
初任教養期間の主な行事
入校式
体育大会
健脚訓練
卒業式
教官からのメッセージ
求められる警察官となるために、文武両道を実現しよう
警察学校では様々な訓練を通して警察官に必要な知識や技能、第一線で活躍するための体力や精神力、さらに社会人としての人格も養います。
厳しいこともありますが、そんな時こそ学生達は同期で助け合い、切磋琢磨しながらお互いを高めあっています。
大切なのは「悪い奴を捕まえる」という強い信念。熱意あふれる人を待っています。
このページに関するお問い合わせ
警察本部警務部警務課
〒420-8610 静岡県静岡市葵区追手町9番6号
電話番号:054-271-0110(代表)