令和6年能登半島地震における静岡県警察災害派遣の活動

令和6年1月1日に発生した能登半島地震では、静岡県警察から直ちに被災地へ出動する即応部隊と、一定期間後に派遣され警察活動を行う一般部隊が出動し、被災地での救出救助活動、交通対策、治安対策等を行いました。

即応部隊

広域緊急援助隊（警備部隊）

この地震では土砂崩れや落石等により道路が寸断され、緊急車両が通行できず孤立地域が発生したため、一部の地域は空路を活用するなどして被災地まで赴き、倒壊家屋や土砂崩れ等の被災現場から被災者を救出・救助しました。

広域警察航空隊

空からの情報収集活動による被災状況の把握を行いました。

広域緊急援助隊（交通部隊）

速やかな復興活動のため、被災地及び被災地周辺の道路における交通規制や交通整理、防災機関の応急復興車両の先導・誘導等を行いました。

緊急災害警備隊

広域緊急援助隊と共に、倒壊家屋や土砂崩れ等による行方不明者等の捜索などを行いました。

一般部隊

特別自動車警ら部隊

被災地域における犯罪の防止や被災住民の安心・安全確保のため、24時間体制でパトロールを行いました。

被災者支援隊

避難所等を訪問して相談対応及び防犯指導、各種相談受理等を行いました。

特別犯罪抑止部隊

被災地における犯罪抑止のため、防犯カメラ等の設置を行いました。

特別機動捜査部隊

被災地にて捜査車両で捜査活動を行いました。

特別交通部隊

被災地にて道路交通状況の情報収集活動や、停電により信号滅灯が続く地域で交通整理等を行いました。