令和6年6月12日、合同水難救助訓練を行いました。
熱海警察署では、令和6年6月12日、伊豆小型船安全協会(ICS)、下田海上保安本部伊東MPS、熱海市消防、株式会社富士急マリンリゾート、青木建設、熱海港海釣り施設との合同水難救助訓練を実施しました。
「初島港から熱海港に向け航行中の定期船フェリーから2名が海中に転落し、その状況を海釣り施設から目撃していた釣り人1名が助けに向かうも溺れてしまった。」という想定で訓練を行いました。
訓練海域に向かうICSの船舶と警備艇はやぶさ2.の状況
現場にて海に転落した要救助者を捜索している状況
海中を漂流していた要救助者を発見し、救助のため船を近づけている状況
要救助者を収容し、消防隊との 合流場所である大熱海漁港に向かう状況
大熱海漁港にて消防隊と合流した状況
要救助者を担架に乗せて搬送する状況
これから、水難事故の多くなる季節です。
水辺で釣りなどをする際は、ライフジャケットを着用しましょう。
飲酒をして、海で遊泳するのは大変危険です。
絶対にやめましょう。
もしも、海に落ちたときは、靴や衣類を着用したままの方が水に浮きます。
息を大きく吸って、手足を大の字にして仰向けに浮かび、救助を待ちましょう。
これは、「浮いて待て」という方法です。
「浮いて待て」のポイント
- 落ち着いて体の力を抜く
- 息を吐くのを我慢する
- 背浮きになる(この時、耳は水につける)
- あごを上げ、手足を大の字にする(姿勢を安定させるため)
さらに、ペットボトルを胸や首の前で持つと体が浮きやすいです。
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